第15回機械要素技術展開催、表面改質技術も展示される

第15回機械要素技術展 リード エグジビジョン ジャパンは6月22日~24日の三日間、東京・有明の東京ビックサイトで機械要素、加工技術を一堂に集めた専門展「第15回機械要素技術展(M-Tech)」を開催した。

 今回は、従来からのモーション技術、モータ、油空圧機器、機構部品・関連製品、ねじ・締結技術、ばね、機械材料・加工技術、微細・超精密加工、大物・厚物加工、バリ取り・表面仕上げ、表面処理・改質、洗浄、試験・計測機器/センサ、部品供給・検査、工具の15の専門フェアに加えて、企業・工場誘致フェアが加えられた。

表面処理・改質フェア 表面改質関連では、IKKショットがピーニング加工に使用する微細球状粒子「ファインショット」を紹介。加えて微細粒子を低流量で投射する新しい表面改質技術「COP SYSTEM」も示した。同技術は従来のピーニング効果に加え、摩擦抵抗の低減と耐摩耗性の向上による素材の長寿命化や低コストなど、さまざまな付加価値が見込めるという。神港精機は、熱フィラメントを用いたプラズマガン方式のプラズマCVD装置で、成膜レートが高くDLC膜の除膜が可能な「DLC成膜装置」、放電用ガスが不要で高硬度かつ平滑な表面を持つTiN膜の形成などが可能な「イオンプレーティング装置」などの装置を紹介した。

 また新東工業は、粗面加工プロセス、低フリクション化技術、高精度微細加工、精密研磨技術、ショットピーニング、テーブル式ショットブラストなど様々な表面改質技術を示した。ユケン工業は、イオンプレーティング法を用いたセラミック被膜「Yコート処理」を紹介。金型に同処理を施すことで耐摩耗性、耐かじり性、滑り性向上、耐熱性などが得られ、金型の長寿命化や品質の安定化に寄与するとした。