クオルテック、低温タイプの無電解ニッケルめっき液開発

 クオルテック( http://www.qualtec.co.jp/ )は、低温タイプの無電解めっき液「クオルニックLT」を開発した。低温で効果的に錯形成する錯化剤を用いることで、浴温90℃で使用される従来品と比べて同等以上の析出速度を保ちながら、標準で70℃まで浴温を下げることに成功した。

 同社によると、低温浴によって昇温時間が短縮、光熱費は30%以上削減できるという。また、析出性に優れ、低温浴でも析出速度が従来の1.5倍に向上した。さらに、浴安定性に優れ、連続使用が可能で、優れためっき皮膜が得られることが特徴。

 同社では、鉛フリーと重金属フリーの2種類を開発。めっき業界、表面処理の薬品商社、金属加工業向けなどに2017年から販売していく。今後、さらに低温の60℃を目標に開発を継続していくという。