不二WPC、横濱プリウスでWPC処理が採用

プリウス
 神奈川トヨタとバッグメーカーのキタムラが共同開発した特別仕様車「横濱プリウス」(濱プリ)」のインボード(デフ側)ジョイント「LFDS(Low Friction Drive Shaft)に先ごろ、不二WPCのWPC(微粒子投射)処理が採用された。高性能グリースの充填と併せて、より滑らかな作動を実現している。

 「濱プリ」は新型プリウスをベースに専用装備を施したカスタムモデル。内外装は「港町横浜」をクルーズするイメージを表現し、白と青を基調とした爽やかなデザインを採用している。「COXボディダンパー」と「LFDS(Low Friction Drive Shaft)」によって走り心地の良さを実現している。

 走行中の車体には揺れやねじれが発生しているが、ボディダンパーはその振動や変形を吸収するため、乗り心地・走行安定性が向上し、運転者は疲れにくく、同乗者は車酔いしにくくなるなどの効果がある。さらに静粛性も向上する。

 一方、インボードジョイント「LFDS」は、エンジンからの出力をタイヤに伝えるドライブシャフトをつなぐための重要な部品。デフ側はサスペンションが上下することによりドライブシャフトの長さが変化する必要があるため、シャフトの角度や長さをこのインボードジョイントで調整している。

 ここにウレア系増ちょう剤とエステル系合成油、多量のモリブデン系摩擦調整剤(FM)からなる低フリクショングリースを充填したほか、表面を高硬度化させ耐摩耗性を高めつつ低摩擦化を図るWPC処理を施し、より滑らかに作動するように仕上げ、滑らかな乗り心地とハンドリングを実現している。
LFDSWPC処理が採用されたLFDS