メインコンテンツに移動
第9回ものづくりワールド名古屋

 

日本テクノセンター、5/22にセミナー「熱処理技術の基礎とトラブル対策」開催

 日本テクノセンターは5月22日、東京都新宿区の同社研修室で「熱処理技術の基礎とトラブル対策~機械部品における要求性能、熱処理の種類と方法およびトラブルとその対策~」を開催する。講師は本田技術研究所で金属部品開発や品質管理業務に従事していた田原技術士事務所の田原譲所長が務める。料金は48600円、同時複数申し込みの場合が43200円。最適な熱処理技術をマスターし、機械や構造物の高信頼性・長寿命化を実現するためのセミナーとする。

 セミナーの詳細・申し込みはこちらから。

プログラム

2018年05月22日(火) 10:30~17:30
1. なぜ熱処理が求められるのか
~ 機械部品の要求性能(機械部品にはどんな性能が求められているのか)~
(1)硬さ(軟らかいと直ぐ減る-耐摩耗性)
(2)強さ(まずは高強度であること)
(3)疲労強度(繰り返しの負荷に対し長く使えること)
(4)伸び(簡単に切れるのはまずい)
(5)衝撃性(ガツンという衝撃負荷に耐えること)
(6)耐熱性(エンジン内部は熱い)
(7)摺動性(硬い者同士が擦れあうと擦り減ってくる)など

2. どんな材料に熱処理がされるのか
(1)鉄鋼材料について(機械構造物の基幹材料は鉄鋼材料)
  a. 炭素鋼
  b. 合金鋼
(2)アルミ材料について

3. どんな熱処理がされるのか
(1)熱処理の種類と方法
  a. 焼ならし
  b. 焼なまし
  c. 焼入れ焼き戻し
  d. 表面硬化熱処理(浸炭、軟窒化、高周波焼入れ)
(2). 熱処理の理屈
  a. 金属の結晶構造と変態   
  b. 状態図、相  
  c. 等温変態曲線、連続冷却変態曲線など

4.熱処理の実務とトラブル対策
(1)事例紹介