SCSK、めっきの性能・品質評価などを実現する解析シミュレーションツール群を提供開始

 SCSK( https://www.scsk.jp )は、ベルギー・Elsyca社と販売代理店契約を締結し、めっきの性能・品質評価などを実現する解析シミュレーションツール群「Elsyca(エルシカ)」を2019年1月1日から提供開始した。

 ものづくりのプロセスにおいて、各種生産工程でのCAE(Computer Aided Engineering)は、すでに多く活用されており、SCSKでも数多くの解析ソリューションを提供してきた。今回の契約締結により、電気めっき、電着塗装、錆・腐食の解析、3Dモデルベースの経路探索といった領域に特化した解析シミュレーションツールが加わる。従来、研究開発、設計、生産技術といった領域へ各種の解析ソリューションを提供してきたが、これらの領域において、新たに電気化学分野の解析ソリューションを展開する。

 「Elsyca」は、電気化学技術をバックグラウンドとした解析シミュレーションツール。めっき加工の早期段階において性能・品質評価を実現する電気めっきプロセスシミュレーションツール「PlatingManager」、電着塗装の性能評価を実現する電着塗装プロセスシミュレーションツール「ECoatMaster」、異種金属接触による腐食(ガルバニック腐食)の危険性を予測する錆・腐食予測シミュレーションツール「CorrosionMaster」、複雑な雑音経路を工学的手法でモデル化し、雑音伝搬のスモークテストをバーチャルに行う3Dモデルの経路探索ツール「LeakageMaster」で構成される。

 PlatingManagerの特徴は、電気めっき槽の設備をモデル化、一つの製品の3D形状から複数個のレイアウトを生成、電気めっきの品質(膜圧)を予測、など。

 SCSKでは今後、解析ソリューション事業の主要顧客である自動車、輸送機器、造船、建機・農機に加え、電子基盤や建設などの業界に事業を拡大していく。
PlatingManagerのシミュレーション画像: PlatingManagerのシミュレーション画像PlatingManagerのシミュレーション画像: PlatingManagerのシミュレーション画像