日本パーカライジング、耐熱絶縁皮膜でJPCAアワード受賞

 日本パーカライジングは、6月7日~9日に開催された「JPCA show 2017」でJPCA賞(アワード)を受賞した。受賞者は同社 第四研究センター・内田淳一氏で、受賞内容は「耐熱絶縁処理剤によるダイカストロータの漏れ電流抑制技術」。

受賞者の内田淳一氏受賞者の内田淳一氏

 ダイカストによって製造されるロータの導体部であるスロットと銅板間に生じる漏れ電流は、効率低下や発熱の原因となってモータの特性を損なう。

 この課題に対し同社では、ダイカスト時の温度が約1300℃の溶融銅に耐える超耐熱絶縁皮膜「パルコートHR1+HR8」を開発。同皮膜がスロットと銅板間の絶縁を確保し漏れ電流を抑制することで、モータ(ロータ)の回転速度8000rpmにおいて約2.9%のエネルギー効率向上が図れることなどが評価され、JPCAアワードの受賞につながった。

耐熱絶縁処理剤を塗布したダイカスト銅ロータ耐熱絶縁処理剤を塗布したダイカスト銅ロータ