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第9回ものづくりワールド名古屋

 

日本トライボロジー学会、第68期会長に梅原徳次氏(名古屋大学)

 日本トライボロジー学会(JAST)は「トライボロジー会議 2023 春 東京」会期中の5月30日に「第67期定時社員総会」を開催、第68期役員の選任について決議がなされ、第68期新会長に名古屋大学大学院 工学研究科 教授の梅原徳次氏が選出された。副会長には東京理科大学 工学部 教授の佐々木信也氏とJETRO トロント事務所の小鹿野哲氏が就任した。

 定時社員総会で挨拶に立った梅原JAST新会長は、「本会は1955年に創設され20世紀には右肩上がりに会員数が伸びていったが、21世紀に入ってからは他学会と同様に会員数が減少し続けている。学会活動は会員各位のボランティアによってなされており、そうしたボランティアによる活動を通じて、いかに会員サービスを高めていくかが大きな課題となる。そこで第68期理事においては、学会および学会関係のリソースをしっかり考えて、その中で少ない人数での持続的発展を求めていきたい。JASTは世界のトライボロジー分野で非常に認められている組織であり、この組織において持続的発展が進展するように尽力していきたい」と力強く語った。
 

日本トライボロジー学会 JAST 第68期会長 梅原徳次氏 mst 表面改質 メカニカル・テック社
就任の挨拶を行う梅原JAST新会長