物質・材料研究機構、9日にナノ材料科学環境拠点シンポジウムを開催

 物質・材料研究機構( http://www.nims.go.jp )のナノ材料科学環境拠点は、3月9日、東京・大手町の大手町サンケイプラザで「ナノ材料科学環境拠点シンポジウム」を開催する。

 ナノ材料科学環境拠点は、同機構が中核となって、グリーンイノベーションを目指したナノテクノロジー材料研究を推進するための文部科学省委託事業を行うもの。国内外の一流研究者を結集する体制を築き、中長期的な産業・社会ニーズを取り込み、基礎に立ち返って新しいシーズの提供を目指している。

 同拠点は平成21年10月の活動開始より、環境エネルギー問題を解決するため、太陽光から出発するエネルギーフローに関わる太陽電池、光触媒、二次電池、燃料電池をターゲットに据え、表面・界面の理論分析と先端的計測技術を融合させることで新しい材料の創出を目指して研究活動を行っている。

 本シンポジウムでは、拠点の企業連携の取り組みの紹介と産学独連携における海外での成功事例の講演に続き、日本の産業界の有識者をパネリストに招いて、 同拠点が挑戦すべき課題を議論する。また併せて、同拠点の技術内容を紹介し議論する場として、研究成果および研究課題についてのポスター発表を開催する。参加費は無料。

シンポジウムの主な内容

  1. 13:30-13:35 「開会挨拶」 戸渡速志氏(文部科学省 大臣官房審議官)
  2. 13:35-13:40 「挨拶」潮田資勝氏(物質・材料研究機構理事長/ナノ材料科学環境拠点長)
  3. 13:40-14:00 「GREENの使命;企業ニーズを見据えたナノ材料科学の基礎研究」長井寿(ナノ材料科学環境拠点 拠点マネージャー)
  4. 14:00-14:30 「異分野融合研究プロジェクトの構築と運営の経験:HeliosとEnergy Innovation Hub Prof. Elaine A. Chandler」ヘリオス氏(太陽エネルギー研究所 副所長)、ローレンスバークレー氏(国立研究所、米国)
  5. 14:30-15:00 「研究資源の共用を介した研究開発環境における企業との連携」Dr. Frédéric Dross(IMEC太陽電池技術グループ チームリーダー、ベルギー)

パネルディスカッション
15:20-16:50 「拠点が挑戦すべき課題」
司会者 曽根純一氏(物質・材料研究機構理事/ナノ材料科学環境拠点 副拠点長)
パネリスト
藤根学氏(トヨタ自動車 先端材料技術部 部長)
中村道治氏(日立製作所 取締役)
Prof. Elaine A. Chandler(ヘリオス太陽エネルギー研究所 副所長、ローレンスバークレー国立研究所)
Dr. Frédéric Dross(IMEC太陽電池技術グループ チームリーダー)
橋本和仁氏(東京大学大学院 工学系研究科応用化学専攻 教授、ナノ材料科学環境拠点 プログラムディレクター)
Prof. Louis Schlapbach(ナノ材料科学環境拠点 副拠点長、元スイス連邦材料研究所(EMPA) 所長)
長井寿氏(ナノ材料科学環境拠点 拠点マネージャー)

 申し込みは コチラより。